高校球界屈指のスラッガー、大阪桐蔭(大阪)の中田翔投手兼外野手(18)が5日、同校のグラウンドで行われた生野工(大阪)との練習試合で高校通算87本目の本塁打を放った。練習試合の本数も加算される通算本塁打は公式なものではないが、86本で最多といわれた大島裕行(埼玉栄−現西武)の記録を塗り替えた。
節目の一発は七回の第5打席で飛び出した。カウント1−3から真ん中高めの直球をたたいた打球は中堅左のフェンスを越え、木立の中へ。中田は「スッキリした気持ち。注目されることが力になった」と顔をくしゃくしゃにして喜んだ。全国高校選手権大会出場を懸けた大阪大会(7日開幕)を前にした最後の練習試合での記録更新。「次は日本一になることだけを考える」と続けた。
実家のある広島から駆けつけた母親・香織さんは「みんなにありがとうという言葉だけです」と感激の面持ちだった。
高校通算本塁打は清原和博(PL学園−現オリックス)が64本、松井秀喜(星稜−現ヤンキース)は60本をマークしている。
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